Official user guide

機能マニュアル

画面上の全機能について、押すと何が起きるか、どう組み合わせるか、何が保存されるかを説明します。

対象:LUMISELA Photo 1.0(ビルド14)/iOS・iPadOS 17以降/最終更新 2026年8月4日

1. 画面と基本操作

初回起動時は1600×1200 pxの白い背景と、透明な「レイヤー 1」が開きます。編集対象は青く選択されたレイヤーです。

  • 左側:ファイル、ツール、前景色・背景色、ブラシ径、ズーム。
  • 上側:Undo/Redo、編集・画像・レイヤー・色・表示メニュー、選択中ツールの設定。
  • 中央:キャンバス。Apple Pencilまたは1本指で編集し、2本指で表示を移動・拡大縮小・回転します。
  • 右側:レイヤー、描画、色調、効果、履歴。閉じた場合は右上のパネルアイコンで戻します。

選択範囲が残っている間、描画、消去、塗り、グラデーション、効果は原則として選択内だけに作用します。意図せず編集されないときは、上部の「解除」を確認してください。

表示言語

初期設定は「自動」です。端末の優先言語が日本語なら日本語、それ以外なら英語になります。左上の「LUMISELA Photo」をタップし、日本語表示では「自動」「日本語」「英語」、英語表示では「Automatic」「Japanese」「English」から選べます。左右パネル、ツール設定、各メニュー、アプリ情報を含む画面全体が再起動なしで切り替わります。選択は次回起動後も保持され、「自動」に戻すと端末設定へ追従します。

アプリ情報から開く公式サイト、マニュアル、サポート、プライバシーポリシーも選択中の言語に合うページを開きます。アプリ情報とサポートは、アプリ名の右隣にあるⓘボタンから開けます。

最短の制作手順

  1. 左の「開く」または「ファイル」で画像を開く。
  2. 元画像を残すなら、透明な上レイヤーへ描くかレイヤーを複製する。
  3. 描画、選択、色調、効果を行う。
  4. 編集原本を「編集保存」の .lumisela で保存する。
  5. 完成画像をPNG、JPEG、TIFFまたはPSDで書き出す。

2. 開く・保存・ファイル形式

左のボタン結果注意
開く写真ライブラリの画像を新しいキャンバスとして開き、背景+透明レイヤーを作る現在の書類を置き換える
ファイルFilesから一般画像、RAW、PDF、PSD、LUMISELA Photo書類を開く対応外はエラーを表示
画像+写真を現在の書類へ新規画像レイヤーとして追加キャンバスは置き換えない
レイヤー透明な通常レイヤーを追加描画・合成用
文字編集可能なテキストレイヤーを追加内容・書体・位置を後から変更可
PNG透明度を保った完成画像レイヤーは統合
JPEG高品質JPEG透明部分は白、レイヤーは統合
TIFF透過対応16bit RGBA TIFF高精度な受け渡し向け
PSD8bit RGBのレイヤー保持PSDAdobe固有機能は完全互換でない
編集保存.lumisela の編集可能な原本本アプリの機能を最も完全に保持

読み込み

  • PNG、JPEG、HEIF/HEIC、TIFF、GIF、BMP、WebPなど、iOS Image I/O対応画像。
  • iOSが現像できるカメラRAW。対応レンズではレンズ補正を使います。
  • PDFは1ページ目だけを白背景へラスタライズします。
  • PSDはRGB 8/16bitのピクセルレイヤー、グループ、マスク、クリッピング、位置、表示、不透明度、対応ブレンド、ICCを読みます。
  • .lumisela。旧名称時代の .velora.chromatrellis と旧版の .prisma も読み込み可能。

PSDで保持されるもの

ピクセルレイヤー、グループ名、マスク、クリッピング、レイヤー位置、表示、不透明度、対応ブレンド、ICCを保持します。文字、ベクター、レイヤー補正、効果、Live Stroke、スタイルは見た目を保ってピクセル化します。調整レイヤーは合成プレビューへ反映しますが、独立したPSD調整レイヤーにはしません。

PSB、CMYK、32bit、スマートオブジェクトなどは対象外です。他アプリへ渡すときはPSD、LUMISELA Photoへ戻して編集する原本には .lumisela を推奨します。

自動復元

変更後約1.5秒、バックグラウンド移行時、終了時に端末内へ復元データを保存します。起動時は最新と1つ前のバックアップを確認します。重要な作品は「編集保存」でも保存してください。

3. キャンバスと表示

  • 2本指ドラッグ:表示移動。レイヤー自体は動かしません。
  • 2本指ピンチ:25〜800%で拡大縮小。
  • 2本指回転:表示だけ回転。書き出し結果は回転しません。
  • 左の拡大/縮小:段階ズーム。倍率表示を押すと表示をすべてリセット。

表示メニュー

グリッド表示、ガイド/グリッド/端へのスナップ、グリッド間隔25/50/100/200 px、太さ0.5/1/1.5/2/3 px、濃さ15/25/40/60/85%、グリッド色を設定できます。横/縦ガイドは中央に追加され、ドラッグ移動できます。グリッドとガイドは書き出されません。

画像メニュー

  • キャンバスサイズ:画像を拡縮せず枠だけ変更し、レイヤーを中央基準で配置。
  • 画像の拡大・縮小:キャンバスと全レイヤーをリサンプル。
  • 内容で切り抜き:全レイヤーの不透明内容を囲む最小範囲へ詰める。
  • 任意角回転:0.5°刻み。欠けない外接サイズへキャンバスを広げる。
  • 水平/垂直反転、90°右/左:書類全体に作用。

最大は1辺12,000 px、合計64,000,000画素です。大きすぎる読み込み画像は縦横比を保って縮小されます。

4. 左側の全ツール

移動

キャンバスの見え方を移動・拡大・回転します。上部スライダーで表示角を数値変更し、回転だけ/表示全部をリセットできます。レイヤー位置は「変形」で変更します。

変形

「通常」は選択レイヤーを移動・拡縮・回転、「遠近法」は4隅を別々に動かします。「変形適用」で確定、「リセット」で未確定内容を破棄します。

選択

矩形、楕円、投げ縄、輪郭へ寄る磁気選択、タップ地点から連続する近似色を取るファジー、離れた同系色も取る色域があります。置換/追加/削除/交差で既存選択と合成します。

ファジー/色域は「しきい値」が大きいほど広く選び、「なめらか」で境界をアンチエイリアスします。全選択、反転、解除、消去、不透明部分から選択、2/4/8/16 pxの拡大・縮小、2/4/8/16/32 pxのぼかし、自然/髪・細部/硬い輪郭の境界調整ができます。

パス

タップでアンカー、ドラッグで曲線ハンドルを作ります。点をスムーズ/直線化/削除でき、選択へ変換、境界線描画、塗り、編集可能なベクターレイヤー化が可能です。図形は長方形、角丸、楕円、多角形、星です。

ブラシ/消しゴム

ブラシは前景色で描画し、消しゴムは透明化します。マスク編集中はブラシ=隠す、消しゴム=表示を戻すです。通常/Live/効果の違いは次章にあります。プレビューと確定結果はキャンバス外へ表示されません。

グラデーション

前景色から背景色へドラッグ描画します。線形、双線形、放射、四角、円錐(対称/非対称)、螺旋。反復なし/のこぎり波/三角波。不透明度5〜100%。

複製/修復

ソース未設定時の最初のなぞりは元位置の設定で、2本目から結果が出ます。「ソース解除」で取り直します。整列はなし/整列/重ね合わせ/固定。修復は複製元の形を使いながら周囲の色・明るさへなじませます。

明暗筆/ぼかし筆

明暗筆は覆い焼きで明るく、焼き込みで暗くします。ぼかし筆はぼかし/シャープを局所適用します。どちらも強さ5〜100%、サイズ2〜500 pxです。

塗り

選択があれば範囲全体、なければタップ地点からつながる近似色を前景色で塗ります。しきい値が大きいほど色差を広く許します。

色取得

合成表示上のタップ位置の色を前景色へ設定します。

切抜き

残す範囲をドラッグして枠・ハンドルで調整し、「切り抜き適用」で全書類を詰めます。「キャンセル」で破棄します。

補正/効果

右パネルの「色調」または「効果」へ移動するショートカットです。

5. ブラシ・Live Stroke・効果ブラシ

描き方結果描いた後
通常画像レイヤーへ画素として直接確定履歴以外では線単位に再編集不可
Live座標・筆圧・速度・筆設定を専用レイヤーへ保持現在の筆、色、太さを再適用。最後の線を削除
効果ストロークを非破壊効果の範囲マスクとして保持種類、強度、最後の線を変更

効果ブラシ9種

明るく、暗く、鮮やか、色を抜く、暖色、寒色、ぼかし、光彩、モザイク。強度は5〜100%で、描く前も、作成済みの効果レイヤーを選んだ後も調整できます。

ブラシ設定

  • サイズ2〜500 px、不透明度5〜100%、強さ、流量。
  • 筆先は丸/四角/ダイヤ。硬さ、角度、縦横比、間隔。
  • 散らばり、散らばり量、フェード、手ブレ補正、ストローク内で濃度を累積する重ね塗り。
  • 前景色/背景色の入替、黒/白への初期化。

プリセットとダイナミクス

ペイント16種:エアブラシ、平筆、丸筆、剛毛、硬い消しゴム、ノイズ、グラデーション絵筆/鉛筆、にじみ、油彩、しぶき、テクスチャ、草木など。スケッチ6種:青ペン、柔らかい消しゴム、なめらか/細字インク、柔らかい鉛筆、鉛筆です。

ダイナミクスは、基本、筆圧で濃さ、筆圧で太さ、ペン風、鉛筆風、鉛筆の濃淡、グラデーション色、描くほど薄く細く、速度で薄く細く、遠近感の10種。対応iPadとApple Pencilでは筆圧を利用します。

カスタムブラシ

  • 保存:現在の全ブラシ設定を端末へ保存。
  • 素材:選択画像レイヤーからグレースケール筆先と代表色を生成。
  • 読込/共有:単体ブラシを .lbrush で受け渡し。旧 .vbrush.ctbrush も読み込み可能。
  • Pack:ブラシ、素材色、レイヤースタイル、効果レシピを .lpack で受け渡し。旧 .vpack.ctpack も読み込み可能。

6. レイヤー、マスク、スタイル

一覧操作

上の行ほど手前です。タップで選択、目で表示切替、名前をダブルタップで変更、約0.3秒長押し後に上下ドラッグで並べ替えます。複製、削除、1段上下、下と結合、画像の統合、グループ化/解除に対応します。

通常と調整

通常レイヤーは画素を持つ描画・画像用です。調整レイヤーは画素を持たず、下にある合成結果へ非破壊の色調補正を加えます。

不透明度・ブレンド・クリッピング

不透明度0〜100%。ブレンドは通常、乗算、スクリーン、オーバーレイ、比較(暗/明)、差、加算、ソフト/ハードライト、覆い焼き、焼き込み/リニア、除外、減算、除算、色相、彩度、色、明度、粒状抽出/結合、リニア/ピン/ビビッドライトの25種です。

「下の透明部分にクリップ」は現在レイヤーを直下の基準レイヤーの不透明部分だけへ表示します。調整レイヤーでも作用範囲を同様に限定できます。

マスク

「+」で白いマスクを追加し、鉛筆アイコンで編集します。白=表示、黒=非表示。マスク編集中はブラシで隠し、消しゴムで表示を戻します。ゴミ箱はマスクだけを削除します。

背景削除

外周に接する色を基準に背景候補を透明化します。許容差8〜140は削除色の広さ、境界0〜8 pxは柔らかさです。AI物体認識ではないため、似た色の被写体はマスクで仕上げます。

レイヤースタイル

境界線の幅・色、影の色・不透明度・ぼかし・X/Y位置、光彩の色・不透明度・広がりを非破壊で設定し、まとめてリセットできます。

7. テキストとベクター

テキスト

内容、サイズ8〜400 px、色、左/中央/右揃え、太字、斜体、下線、字間-10〜50、行間0〜200、X/Y位置、キャンバス中央配置を後から変更できます。

書体はシステム、ヒラギノ角ゴ、ヒラギノ明朝、Helvetica、Avenir、Georgia、Courier、Times、Marker Felt、Snell。.lumisela では文字として保持し、PSDや画像では見た目をピクセル化します。

ベクター

長方形、角丸、楕円、多角形、星、カスタムパス。塗り色、線色、線幅0〜100、角丸0〜300、頂点数3〜20、パスの開閉を変更できます。カスタムパスは「アンカー編集」でパスツールへ戻せます。ベクターデータは .lumisela で保持します。

8. 色調補正

通常レイヤーではそのレイヤーだけ、調整レイヤーでは下の合成結果へ非破壊で作用します。数値表示をタップするとその項目だけ初期値、「リセット」で全項目を戻します。

  • ヒストグラム、露出-2〜+2 EV、明るさ、コントラスト0.25〜4倍、彩度0〜2倍、色相、色温度3000〜9000K。
  • レベル:入力黒点/白点、ガンマ0.1〜3、出力黒点/白点。
  • トーンカーブ:RGB全体またはR/G/B。空白タップで点追加、中間点を上下端外へドラッグで削除。
  • カラーバランス:シャドウ/中間調/ハイライト別のシアン↔赤、マゼンタ↔緑、イエロー↔青。輝度保持あり。
  • 色相・彩度:全体、赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタ別の色相・明度・彩度と、隣接色域の重なり。

色メニューの直接処理

脱色は輝度/ルーマ/明度/平均/値の5方式。ほかに階調反転、自動ホワイトバランス、自動コントラスト伸長、平滑化(ヒストグラム均等化)、前景色または白を透明度へ変換できます。これらは選択レイヤーの画素へ確定するため、必要なら先に複製してください。

9. 25種の効果(フィルター)

  1. 画像を持つ通常レイヤーを選び、右の「効果」を開く。
  2. 効果をタップするとライブプレビューと強度スライダーが出る。
  3. 同じ効果をもう一度タップ、または「キャンセル」でプレビューを解除。
  4. 強度を決め「追加」。適用後もオン/オフ、強度、削除を変更可能。
  5. 選択範囲があれば、その範囲も効果と一緒に保持。
効果何が起きるか/スライダー
セピア/モノクロ/ノワール/色反転色調変換。スライダーは元画像との混合率
ビネット周辺の暗さ
コミック漫画調の輪郭・階調。混合率
モザイク約2〜60 pxのブロックサイズ
ブルーム明部の光のにじみ量
シャープ輝度輪郭の強調量
ぼかし約1〜30 pxのガウスぼかし
ポスタリゼーション約16〜2段階へ減色
エッジ検出輪郭強度
結晶化約3〜40 pxの多角形セル
アンシャープマスクぼかし差分によるシャープ量
モーション/ズームぼかし一方向へ約1〜50 px/中心から放射状に流す量
渦巻き-360〜+360°程度のねじれ
エンボス明暗差を凹凸状へ。混合率
新聞印刷約3〜16 pxの網点サイズ
ノイズ散布ランダム粒子の量
万華鏡約2〜12分割の対称反射
しきい値白黒二値化の境界明度
メディアン点状ノイズを周囲の中央値でならす。混合率
明部を拡張/暗部を拡張明るい/暗い領域を約1〜10 px広げる

11. 操作の組み合わせ

写真の一部だけを後から調整できるぼかし

  1. 選択ツールで範囲を作る。
  2. 効果→ぼかし→量を調整→追加。
  3. 適用済み欄で強度変更、無効化、削除。

人物からはみ出さずに色を重ねる

  1. 人物レイヤーの上へ通常レイヤーを追加。
  2. 「下の透明部分にクリップ」をオン。
  3. Liveで描き、後から筆や色を変更。

元画像を壊さず全体の色を整える

  1. 調整レイヤーを追加。
  2. 色調で露出、カーブ、カラーバランス等を調整。
  3. 不透明度かマスクで作用量・範囲を限定。

写真から独自画材を作る

  1. 素材画像レイヤーを選択。
  2. 描画→素材。
  3. 生成ブラシと素材色でLive描画。
  4. .lbrush または .lpack で共有。

12. 制限、トラブル対処、窓口

よくある確認

  • 描けない:画像を持つ通常レイヤー、表示状態、残った選択範囲、マスク編集状態を確認。
  • 効果が追加できない:調整レイヤーではなく画像レイヤーを選ぶ。調整レイヤーは「色調」で編集。
  • 効果の強さ:選択直後のライブプレビュー欄と、追加後の適用済み欄の両方で調整可能。
  • クローン/修復が出ない:1本目はソース指定。2本目から描画。
  • ブラシが外へ見える:ビルド6以降はプレビューをキャンバス内にクリップ。古い版は更新。
  • メモリ不足:画像を縮小、不要レイヤーを統合、他アプリを終了。統合前に編集保存。

現在の対象外

AIオブジェクト除去、生成塗りつぶし、CMYK編集、PSB、32bit PSD、スマートオブジェクト、動画、複数ページPDF編集には対応していません。

プライバシーと問い合わせ

画像処理は端末内で行い、作品を運営者サーバーへ送りません。アカウント、広告、解析、追跡機能はありません。

FAQ・サポートプライバシーポリシーApple標準EULAletternewsjapan@gmail.com

不具合連絡には、端末名、OS、アプリのバージョン/ビルド、画像サイズ、直前のツール、再現手順を添えてください。公開したくない作品を送る必要はありません。

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